僕らが知らなかったものづくりの世界・技美術館 Waza-Museum 長野県職業能力開発協会技能振興センター

「第55回技能五輪全国大会」取材レポート

2017.12.25 [技能五輪・技能競技]

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平成29年11月24日から27日までの4日間、栃木県で「第55回技能五輪全国大会」が行われました。技能五輪は、23歳以下の青年技能者が、それぞれの分野で培ってきた技を競う大会です。本大会では全国から1,340名の選手が集結し、42職種において日本一の技能者が競い合いました。
宇都宮市のマロニエプラザをメイン会場に小山市、那須塩原市、氏家町、下野市、上三川町の計17会場で開催されました。来場した応援団や地元の観覧者は選手たちの真剣勝負を熱い視線で見守りながら、丁寧かつ大胆な仕事ぶりに感嘆の声を漏らしていました。



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長野県からは、20職種で53名の選手が参加し、金賞3つ、銀賞5つ、銅賞5つ、敢闘賞6つという好成績を収めました。長野県選手団としても優秀技能選手団賞(厚生労働省人材開発統括官賞)が授与されました。
長野県勢が金賞に輝いたのは「時計修理」「冷凍空調技術」「精密機器組立て」の3職種。とくに「時計修理」と「冷凍空調技術」は3連覇の快挙を成し遂げ、さらには金・銀・銅・敢闘賞のすべてに入賞するという圧倒的な技術力を見せつけました。
「精密機器組立て」の井上選手は、昨年大会では惜しくも銅賞でしたが、着実に技術を磨き、今大会では見事金賞を受賞しました。
単なる“仕事”を超え、高い目標で自らの技能を高めている姿は、多くの人に感動を与えていました。会場には、多くの中高生も見学に訪れていましたが、選手たちがものづくりに取り組む姿勢に刺激を受けたのではないでしょうか。



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大会最終日の閉会式では成績発表と表彰が行われました。選手たちは、前日までのプレッシャーや緊張から解放されたのか、大会中とは一転して、リラックスした表情で記念撮影や談笑をしている姿が見られました。
表彰がはじまると、選手の名前が呼ばれるたびに各選手団から歓声と拍手が沸き起こりました。
表彰台に上がりメダルを授与された選手たちは、満面の笑顔でガッツポーズをとったり、涙を流し喜びを表現していました。
本大会が終了すると同時に、また新たな1年が始まります。来年沖縄で開催される「第56回技能五輪全国大会」ではどんな熱戦が繰り広げられるのか今から注目です。


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